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Web制作会社にWebディレクターとして勤務。ロックンロールが好きです。

ロレックスエクスプローラーをNATOベルトZULUDIVER NATO G10に変更することをオススメ

時計が好きだ。特に機械式時計が好きだ。ロレックスが好きだ。エクスプローラーが好きだ。私は腕時計が好きなんです。

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そんな時計好きの私にも小さな悩みがあります。それは夏場に時計を付けるのが少々億劫になっているのです。エクスプローラーのベルトはロレックス純正のオイスターブレスレット(ステンレススチール製)なんですが、これ自体の重量が重い。そして夏場は手首に熱が篭って暑苦しい。一般的には夏はメタルブレスレット、冬は革ベルトと言われてますけど、自分はそうは思わないのです。

ロレックスのブレスレット自体は、プロダクトとしての完成度は素晴らしい仕上がりです。希少性の高い904Lステンレススチールを使用しており、耐蝕性は抜群。そして時計業界でもトップクラスの金属加工技術で鍛え抜かれた堅牢性とフィット感・着用感は非常に満足度の高いのは確か。腕にしっとりと巻き付き、初めて着用した時には感動すら覚えました。

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ただ、その完璧に近い装着感が仇となって、特に夏の地肌にヌルリと張り付く感じが好きでは無いのです。人間の心とは移ろいやすいもので、ひとたびの感動はどこかへ消えてしまいやすい。夏場のエクスプローラーはまさにそれで、着用するのにも重い金属の塊をつけるのに抵抗を感じるようになりました。

これではマズイという事で、前々から興味があったNATOベルトを探すことにしました。

エクスプローラーのラグ幅はいくつなのか?そしてどのサイズを選べばいいのか?

購入前に注意点があって、時計のラグ幅によって購入するサイズを選ぶ必要があります。エクスプローラーのラグ幅は20mmなので、NATOベルトを購入する場合は20mmもしくは19mmなどのそれ以下のサイズでも着用可能だと思います。

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NATOベルトを検討してみる、おすすめは?

カラーリングは、かの有名な初代007ジェームスボンド役のショーン・コネリーが着用していたものが良かったので、Amazonで物色することにしました。

いくつか似たようなベルトはあるものの、ナイロンベルトという素材のため、ものによっては粗悪な仕上げで肌触りが荒い事もあるようです。レビューを頼りに、ZULUDIVERというメーカの「ZULUDIVER NATO G10」が好評だったのでこちらを購入することに。

また比較用にワカキセという国内メーカーが販売しているショートサイズのNATOベルトも先に購入しておいた。 

注文から到着までは割と早く、割引クーポンも同封されている

ZULUDIVER NATO G10」は海外メーカー(イギリス?)だったので結構時間かかるかと思いきや、一週間程度でメール便で届きました。

付属品一式です。

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丁寧に日本語のメッセージカードと時計拭き用のクロスも入っています。また、次回の注文時の割引クーポンも同封されていて、かなり好感の持てるメーカーでした。中の人が時計好きっていうことがひしひしと伝わる感じです。こういうメーカー素直に好きですね。

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ベルトと一緒にスペアのバネ棒も入っていました。

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ナイロンの質感は滑らかで肌への負担も少ないと感じました。個人差はあるとは思いますが、尾錠も本格的な作りで安っぽさは感じません。めくるとタグが隠れています。

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オイスターブレスレットと「ZULUDIVER NATO G10」、ワカキセのショートサイズとの比較。

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ZULUDIVER NATO G10」は所謂通常サイズのNATOベルトなので、ショートサイズのものと比べると長さの違いが感じられます。ワカキセのものは、、、尾錠やナイロンの質感など安っぽさは否めませんでした。。まぁ価格通りってことで使い捨てと割り切れば全然選択肢には入るでしょう。

ベルト交換にはバネ棒外しが必要

ベルト交換にはバネ棒外しが必要です。私が使っているのはベルジョンの6767-Fです。

ただ、このバネ棒外しはロレックスのベルトに使いやすいかというと決してそんな事は無いと思います。バネ棒外しの王道のツールなのでとりあえずこれを使ってるだけなんですが、剣先がもっと小さめのものがあればそっちの方が良いのかも。

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バネ棒外しは慣れれば一瞬で出来るようになるんですが、コツを掴むまでが難しいかもしれません。下記の写真でいけば上方向に親指の力を入れて左右順番にバネを外します。 馴れていないと時計に傷がついてしまうので、自力で取り外したいかたは安めの時計などを練習用に使ってトレーニングした方が良いです。私はもう結構傷ついてるので諦めてますが、、、

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NATOベルトの使い方

オイスターブレスレットが外れたら、いよいよNATOベルトを通していきます。バネ棒は時計につけておきます。

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一番最初に時計の裏側12時方向からベルトの先を通します。 

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そのまま6時方向へ 通していきます。

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そのまま通し終えたら、

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短い方のベルトに長い方を通していきます。

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 短い方に通し終えれば出来上がりです。

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どうでしょう?かなりスポーティーなルックスになりました。 

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ルックスだけでなく重量も明らかに軽くなるので、かなり軽やかで扱いやすくなります。

NATOベルトの巻き方とリストショット

巻き方は普通の時計ベルトと変わらないのですが、ベルトの余りが出来るので、

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このように余った部分を内側に差し込みます。※外側に出すのもアリです。その場合は内側と逆の方向に差し込んでください。ただ外側に出すとベルト先が外部に当たって劣化が早くなる気がします。

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このように畳めばOKです。

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シンプルながら精悍なルックスと軽さで夏の時計にぴったりでした。耐久性もあり、気軽に扱えて、ざっと水洗いも出来て衛生的も良いです。今のところマイナスポイントが見当たらない!もちろんフォーマルな場では使いづらいかもしれませんが、、その時は当たり障りないクウォーツなどをつける方が良いかなぁと。

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メタルブレスのリストショット。比べると同じ時計でもかなり見た目の印象が違いますね。

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モノへの愛着って時間と共に無くなっていくことも多いですよね。時計はまさにそれに当てはまりやすいのではと思っています。決して安くない機械式時計を買って、愛着を持って使っていても時間が経つにつれ、その時計のアラが見えてきて使用頻度も落ちてしまう。ただ今秋のようにNATOベルトなど装いを変えるだけでも全く別の見た目、使い心地になるんです。時計の魅力ってそういうとこにもあるんでしょうね。